防水素材の防寒着・ユニフォームの特徴

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防水素材の防寒着の特質と長所

防寒着に求められるハードル

あらゆる自然環境において、身体の安全と快適性を最大限に確保することはユニフォームの第一条件です。
より高い次元で安全性を追及して、開発・改良を重ね製品化された防寒着は、冬期厳寒地においてマストアイテムになり得ました。
テクノロジーを駆使し充実の機能を付加することで、「極寒から身を守る」という役割を果たす、一般的なユニフォームの使命よりもはるか高い要求に応える事を目的とされています。
しかしながら、寒さの過酷な現場では、実際の気温と私たちが肌で感じる体感温度は異なります。
標高が1,000メートル高くなるごとに、気温は約-6℃低くなり、風速が毎秒1メートル早くなるごとに体感温度は約1℃下がると言われています。

快適さを追求した防水性=透湿防水!

職場によっては防水性と防寒性両方併せ持つ作業服が要求されます。
防水性とは、生地の表面で水を弾く撥水性とは異なり、外部からの水分をシャットアウトして生地の裏側に通過させない性能が求められます。
また、雨にも雪にも寒さにも負けない完全防水性は、防寒性も高いため寒い冬を快適に乗り切るための心強いアイテムです。
まず第一に防寒着に求められているものは、『風を通さない事』ですが、作業環境によって汗が蒸れ、風を通さない代わりに、汗がうまく蒸発しません。
そのため、不快感や気化熱を体から奪いますので寒さがつのるのです。
そこで、透湿防水性素材ですが、その生地自体に通気性があり、体温の上昇を抑え衣服内の蒸れを解消し、つねに快適に保つことが可能な素材です。
その透湿性を持つ防水防寒ユニフォームが今では主流を占めています。