防水素材の防寒着ユニフォームについて
元来、ユニフォームとは、いかなるものか？
衣食住といえば人間の生活に不可欠な代表的要素であるが、同時に重要な文化的要素でもあります。
その一つである衣服も、人間社会の発展とともに様々な変遷を重ねて今日に至っています。
基本的には身体を保護するという単純な存在から、複雑な機能を持つものとなり、社会構造の多元化、複雑化そして人々の欲求の多様化、個性化を背景としてユニフォームもいろいろな意味に於いて高度化を要求されます。
「機能性」とは、言い換えれば「実用性」であるとも言えます。
悪天候の寒冷地現場での作業で実を守る為に。
それは、寒冷地であれば暖を取るに適したもので、雨水にも耐えられる実用性を兼ね備えた防寒衣と言えます。
ユニフォームの着用者である就業者の働く環境変化はもとより、働く意欲や、作業環境の特殊化によるハイテクユニフォームの必要性、特に環境衣服としてその内容、意味の在り方は左右されます。
従来にない機能性から更に快適性を高めることで、必要不可欠な商品として代用の利かない価値ある作業服になり得ます。
高度な付加価値が要求される防寒ユニフォームに、防水性を機能をプラスする事によって、雨や雪をシャットアウトし作業性をアップさせ職能服としてまた一つグレードが上がると考えられます。
但し、防水を施すことによって、蒸れによる結露や雨などで内側が濡れるという状況は、不快なだけでなく体温の低下を招き、体力の消耗にもつながる恐れがあります。
そのため、濡れを防いで蒸れを放出するという相反する機能を備えた素材を用いて、快適な製品の開発が多く採用されています。